墓地を見おろす家 は寝る前に読んではいけない

小池真理子さんの墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)を寝る前につい読んでしまいました。

小池さんの本は、面白いので途中でやめられないことは、わかっていたんです。でも、たまたま枕元にあり、たまたま手にしてしまいました。

内容は、日当たり良好、商店街も近いいうことなしのマンションをみつけた若い夫婦の話なんですが、ただひとつこのマンションには欠点があった。それは…。という話なんですが、欠点とは、墓と火葬場に隣接していたから、なんです。

お墓の隣のマンションなんて、ふつう敬遠しますよね。でも、この若夫婦はそこはえいっと飛び越えて買ってしまったのです。

そうしたら夜な夜な起こる怖い現象。わたしはとても怖がりで、夜にひとりでトイレにいけないので、この小説は昼に読むべきだったと、少し読んだら悟りました。

しかし、やめられない。ついつい、ページをめくってしまいます。

推理小説は、謎解きが面白くて一気に読んでしまいたい。この本を読んだときも、そうなってしまって、やめられませんでした。

ラストのガラス窓に手がペタペタたくさんついたシーンは、最高に恐怖でした。

しかしこの小説は、アマゾンでは酷評されています。たしかに、小池さんの小説は、ラストが拍子抜けしてしまいます。

ムラのある小説をかく人なんです。読後感は恐怖だけでした。